奥村頼人選手は、横浜高校のエースとして注目を集める二刀流選手です。
奥村選手は左投手として146km/hの速球を誇り、打者としても高い打撃力を持っています。
特に打撃で、神奈川県大会や全国大会での活躍が際立っています。
そんな、奥村頼人選手の出身中学や中学時代の成績を紹介します。
奥村頼人の中学時代の成績は？
奥村頼人の出身中学や中学時代の成績を紹介します。
出身中学
奥村頼人選手の出身中学は、滋賀県の彦根市立彦根中学校です。
中学時代の成績
中学時代は、滋賀野洲ボーイズで活動しました。
滋賀野洲ボーイズで主に投手として活躍していました。
野洲ボーイズ所属中は、以下のような複数の選抜・選出経験がありました。
村瀬杯滋賀県選抜
関西オールスター大会滋賀県選抜
これらはいずれも、選手層が厚い関西地区で選ばれるレベルの高い選抜メンバーです。
奥村選手は中学1年時に関西さわやか大会で優勝投手に輝くなど、その実力を示しました。
また、中学3年生の時にはボーイズリーグ関西選抜の主力選手として大会に貢献し、全国レベルの選手として評価されていました。
さらに、父親が野球監督という家庭環境の中で育ち、環境とDNAの両面で野球への親和性が高かったことも、人格と能力を支える背景として知られています。
小学生時代
奥村選手は小学校6年生で阪神タイガースジュニアに選出されました。
早くから全国的な舞台に立つ経験を重ねたことで、技術面だけでなくメンタル面でも大きな成長を遂げました。
横浜高校進学した理由は？
多くの高校から引き合いがあったものの、奥村選手が選んだのは「野球選手としてだけでなく、人間としても成長できる環境」と語る名門・横浜高校でした。
特に指導陣の「中学時代の実績は関係ない。今のままでは成長できないぞ」といった現実的な指導方針に強く心を動かされたそうです。
横浜高校での経歴
・1年秋の関東大会1回戦から公式戦に出場。
・2年夏にはエースナンバー「1」を背負い、夏の県大会デビュー。全4試合に登板し、計20回を投げ4失点と粘投し、チームの準優勝に貢献した。
続く2年秋の大会では、織田投手との二枚看板で防御率0.26という圧巻の数字を記録。チームは27年ぶりとなる明治神宮大会優勝を果たした。
・翌3年春の選抜では、最速146キロを計測。4番・レフトとして打線を牽引する一方で、救援投手としても活躍し、19年ぶりの全国制覇に大きく貢献。
登板はすべて救援で全5試合、計14回2/3を投げ、1勝0敗、13被安打、14奪三振、6失点、防御率3.68の成績を残した。
特に初戦の市和歌山戦（4-2で逃げ切り勝ち）では、4回無安打5奪三振、無失点と完璧な投球を披露し、鮮烈な甲子園デビューを飾った。
奥村頼人の特徴は？
最速146km/hのストレートを持ち、常時135～140km/h台で投げることができる。
変化球は、スライダー、カーブ、チェンジアップなど多彩な変化球を操る。
特にスライダーは130km/h近くで、カーブはタイミングを外すための重要な武器。
また、攻撃では高校通算本塁打は4本で、特にチャンスに強い打者としても評価されている。
2025年の神奈川県大会準決勝では2打席連続本塁打を放つ活躍を見せた。
土壇場でこそ力を発揮できる強いメンタルを持ち、プレッシャーのかかる場面でも冷静にプレーできる選手です。
成長エピソード
奥村選手は、2年生の春に初めてエースナンバーを背負った際、県大会準決勝で痛恨の3ランホームランを浴びて敗れた経験があります。
この試合を通じて、彼は自分の実力不足を痛感し、シーズンオフの鍛錬の原動力となりました。
また、神奈川最大のライバルである東海大相模との対戦では、降板後も冷静さを保つ相手エースの姿から多くを学びました。
奥村頼人と前田悠伍の関係は？
奥村頼人選手と前田悠伍選手は、親戚関係にあるとされています。
具体的には、いとこである可能性が高いですが、正式な血縁関係の詳細は公表されていません。
両選手は同じ滋賀県出身で、少年野球時代からの交流があります。
奥村選手は「滋賀野洲ボーイズ」、前田選手は「湖北ボーイズ」に所属しており、少年時代に何度か対戦。
特に、奥村選手が中学1年生の時に前田選手と投げ合い、2対1で勝利した経験もあります。
このようなライバル関係は、互いに刺激を与え合う良い関係。
奥村選手の父親と前田選手の父親は、伊香高校時代のチームメイトであり、家族同士のつながりも深いです。
これにより、二人の関係は単なるライバル以上のものとなっています。
奥村頼人のプロフィール
奥村頼人さんもバチイケでしたね#横浜高校 pic.twitter.com/n4mHbMtN4h
— T (@aomaru3270) August 14, 2025
生年月日: 2007年9月8日（17歳）
出身地: 滋賀県彦根市
身長: 178cm
体重: 78kg
投打: 左投左打
まとめ
奥村頼人選手についてお届けしました。
精神力が強い二刀流選手。
甲子園での活躍が楽しみです。
